七十二候、四季の暦
皆さんこんにちは、うだつのぼるです。
きょうは、大寒です一年で一番寒ーい日ですね!
暦どうり本当に寒いです。
新年は、雪景色で皆さんにご挨拶しましたが
いま現在の外は、積雪こそないけれども粉雪が舞ってます。
皆様、健康に気を付けてください。
また、雪の多い地域の皆さん、雪下ろしや車などの安全に気を付けてください。
さて、七十二候ってご存知でしょうか。
日本には七十二候「しちじゅうにこう」というこまかく分けると72の季節が有り
春夏秋冬の動物や草、花、木そして気象のようすなどが72の名前になっており
それを5日ごとに分けて自然の変化を知り
細やかな季節の移り変わりを感じることが出来ます。
今回は、72の季節を月ごとに分けて紹介し行きます。
七十二候の詳細はこちらに貼っておきます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E5%8D%81%E4%BA%8C%E5%80%99
今回は、1月1日~30日まで6節の分けて文字を書きました。
文字のバックの写真は、7年前よりiPadで撮ってきた写真データです。
あくまでも広角レンズや望遠レンズが無くて写すだけのバカチョン写真ですが
背景にこだわり、時の情景にこだわって写しました。
そして、アドビで編集して面白い画像に仕上げにしました。
是非ご覧ください。
「雪下出麦」ゆきくだりてむぎのびると読みます。
(降り積もった雪の下で麦が芽を出す頃を言います。)
2021年、年末より降り出した雪は止むことなく降り続き
新年には、多いところで2メートルまで積もり
お正月どころでは無いようで地域の皆さんは、
雪下ろしや雪かきで汗だくだくの様子でした。
しかし、そんな降り積もった雪の下では麦の新芽がはや、顔を出し始めているようです。
これからまだまだ寒くなるよ~!
と言っても自然界は、もう春の準備をしているようですね。
「芹乃栄」せりすなわちさかうと読みます。1月6日~10日頃
まだまだ冷たい田んぼや川の流れで、よく見ると芹が生え始めています。
すくすく伸びだすと我先にと競り合いながら生えている様子から
芹(せり)と呼ばれます。
春の七草の一つで健康に良いということで「七草粥」に入れて食べられているのは
皆さんご存じだと思います。
もう一枚画像を貼っておきます。
「水泉動」みずあたたかをふくむと読みます。1月11日~15日頃
これから一年で一番寒い「大寒」がやってきますが、
凍った地中も少しづつ緩み出します。
私たちが気付かなくとも自然界は、春の準備を始めます。
私たちは、十日恵比寿で「えべっさん」に参り熊手を土産に
一年の計と商売繫盛を祈願します。
そして、一月十一日は鏡開きでもありますね。
おしるこの中へ鏡餅を入れて一年を祈願します。
「雉始雊」きじはじめてなくと読みます。1月16日~19日頃
この頃、どこからか「ケーンケーン」と、気高い声でキジが鳴き始めます。
縄張り意識の強いキジですがメスに自分の存在を知らせるために泣き始めます。
日本の国鳥でもありますがカモと同じようにキジ鍋は、最高に美味しいのは
言うまでも有りません。
「款冬華」ふきのはなさくと読みます。1月20日~24日頃
地域によってさまざまではありますが、
雪の中からフキノトウが芽を出し春も近づいてきている気配がしますね。
スーパーマーケットにもフキノトウが売られ季節感を思わせてくれます。
今回の画像は1月では有りません。
5年前にひるがの高原へ4月の半ばに行きました。
時期的には、遅いかなとは思いましたがたくさんのフキノトウがありました。
持ち帰って茹でて赤味噌で和えて、フキ入りの焼き味噌でお酒のおつまみにしました。
ご飯の上にのせてても美味しいですよ。
たくさん取れたら茹でてラップに包み冷凍保存してください。
味は少し落ちますが一年間は持ちます。
「水沢腹堅」さわみずこおりつめると読みます。
沢に氷が厚く張りつめるころはこの時期だと言われます。
今回の画像は、前もって駐車場の背景を選択して
夜明けの一番冷えた時に汲んできた水をフロントガラスに静かに掛けました。
日が上る前に車内から数分ごとに撮りました。
100枚撮ったその1枚がこれです。
バックの山々と青空を背景にフロントガラスが上手く重なりました。
次回は、1月30日~2月28日までです。
次回をぜひご覧ください。